入居者の情報をつかんでおく
貸主は、契約締結にあたり、借主がどのような人物なのか、慎重に見極める必要があります。
貸主は、普通借家契約の場合、いったん契約を締結するとたとえ契約期間が満了になっても正当な理由がない限り契約の更新を拒絶できません。ある程度長期間契約を継続する覚悟が必要なのです。そのような中で、入居が決まった借主がたびたび賃料を滞納するようでは、貸主はそのたびに賃料を督促しなければならず、手間がかかることになります。
1.人物像を事前に確認
契約を締結する前に、借主から現住所、入居する家族の氏名、職業、勤務先、年収を聞き、借主がどのような人物なのか、事前に確認
2.書類提出を要請
契約締結の際には、借主から住民票(入居者全員分)、源泉徴収票の写しを提出してもらう
3.連帯保証人をつけてもらう
借主に連帯保証人をつけてもらう。万が一、借主が家賃を滞納した場合には、連帯保証人に請求することができるので安心です。